なぜ1時間は60分なのか

なぜ1時間は60分なのか?
結論からいうと、60という数は、たくさんの整数で割り切れるからです。
ちなみに、60を基準にする数え方を60進法といいます。
調べてみると、60という数は、「2,3,4,5,6,10、12」などの整数で割り切れます。
一方、私たちが慣れ親しんでいる「10」という数は、2と5でしか割り切れません。
要するに、60という数は、等分が簡単だということです。

ちなみに、60進法以外にも、12進法は等分に便利な基準です。
私が小学校のころ「なんで1ダースなんていう半端な基準があるんだろう」と疑問に思っていました。
しかし、これも「等分」の概念で考えれば納得いきます。
12という数は、「2,3,4,6」で割り切れるのです。
1ダースの鉛筆を、子供に分けたりするときに、便利ですね。
同じ考えで、なぜ1日が24時間なのかも納得がいきます。
24=12×2ですからね。

ちなみに、なぜ10進法が普及したのかというと、人間の指の数が10だからという説があるそうです。


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