数学の解法に名前をつけて覚える
私が受験生時代にやっていた勉強法を紹介します。
以下のような問題があったとします。
(問題)放物線y=x^2-2x+4上の点をQとし、定点をA(2,2)とする。線分AQを3:2の比に外分する点Pの軌跡をもとめよ。
(回答)Qの座標を(s、t)、Pの座標を(x、y)とする。
Qは放物線上にあるから、
t=s^2-s+4・・・α
Pは線分AQを3:2に外分する点であるから
x=-4+3s y=-4+3t
ゆえにs=(x+4)/3 t=(y+4)/3
これらをαに代入すると、
(y+4)/3=((x+4)/3)^2-2((x+4)/3)+4
したがって求める軌跡はy=(x+1)^2/3+5
(黄チャートより)
私は、この、sとtに注目し、この解法を「st法」と名づけて覚えました。
解法記憶には、なかなかいい方法だと思います。