なぜ「読書」は「書を読む」なのに「読書」なのか?

点火、習字、洗顔など、目的語があとにくる二字熟語があります。
それぞれ、火を点ける、字を習う、顔を洗うですが、ひっくりかえっています。
私の推測ですが、これは中国語の影響だと考えられます。

中国語は英語と同じように、主語+動詞+目的語の文型をとります。
つまり中国語では、「書を読む」は「読書」であたりまえなのです。
中国語でi love youは
我愛ni(you)
なのです。
それに倣って、動詞+目的語の二字熟語では、このように日本語からすると不自然なならび方をしていると推測されます。