学校で教えてくれない英語発音原理


皆さんは、break、beautiful、boat,likeなどの発音がなぜ「ブレイク」「ビューティフル」「ボート」「ライク」などと発音するのか、中学校のときに疑問に思ったことはありませんか?beautifulについては「ベアウチフル」などと覚えていた記憶はありませんか?breakやboatを「ブレアク」「ボアト」と覚えていませんでしたか?likeを「リケ」と覚えませんでしたか?

私が受験時代に発見したnijinohako式母音発音原理によれば、なぜbeautifulを「ビューティフル」と読むのかがわかります。

早速nijinohako式母音発音原理を紹介します。
それは次の3点に絞られます。
(原理1)一部の例外を除き、母音字が2文字以上になる場合、どれかの文字ひとつだけを選んで発音する。
(原理2)a,e,i,o,uを「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー(またはウー)」と発音することもある。特に、likeのようにkのような子音字のあとにeが入っている場合はその前の母音字は「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー(またはウー)」と発音することが多い。
(原理3)yはiと同じで、wはuと同じ、というようにyやwは母音として扱う。

これだけではわかりにくいでしょうから説明を加えます。
例としてbreakを挙げます。
breakの「ea」は原理1によって「ea」のうちの「a」だけを取り出して、これを原理2によって「エイ」と発音すればいいのです。

下は、原理1によって発音すれば正しい発音ができる中学〜高校レベルの単語です。


「A」を「エイ」とよむ
break
May(yを母音字として扱っている)
rain
wait

「E」を「エ」とよむ
bread
head
ready

「E」を「イー」とよむ
between
clean
either
each
feel
teen
keep
need
people
please
sea
sleep
speak
teach

「I」を「イ」とよむ
build

「I」を「アイ」とよむ
die




「O」を「オウ」とよむ
boat
grow
know



「U」を「ユー(またはウー)」とよむ
beautiful
blue
two(wを母音として扱っている)




以下は、原理2によって正しく発音できる単語の一覧です。
ざっとみればわかるように、「e」でおわっている単語がおおいですね?これが、
(原理2)a,e,i,o,uを「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー(またはウー)」と発音することもある。特に、likeのようにkのような子音字のあとにeが入っている場合はその前の母音字は「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー(またはウー)」と発音することが多い。
の後半の力が発揮される単語です
「A」を「エイ」とよむ
face
game
lake
late
make
name
same

「E」を「イー」とよむ
me



「I」を「アイ」とよむ
child
find
fine
five
kind
life
light
like
night
rise
rice
right
time
right


「O」を「オウ」とよむ
home
hope

「U」を「ユー(またはウー)」とよむ
use





原理1の例外

(例外1)ou,owは「アウ」「ア」と発音する場合が多い
例:「アウ」out,allow,about,cloud,loud,now,thousand
「ア」double,young,touch,country,enough

(例外2)au,awは「オー」と発音する場合が多い
例:automatic,law,awful,autumn

(例外3)ooは「ウー」「ウ」と発音する場合が多い
例:「ウー」loose,cool,food,moon,room,soon
「ウ」book,cook,wool,wood,foot,good



rが後ろにつく場合の発音

are airは「エア」
fair hair
rare care

ireは「アイア」
wire tire fire

earは「エア」か「イア」
bear tear
ear near dear fear hear

eerは「イーア」
beer peer

orは「オア」か「アー」

er ir ur は「アー」(あいまい母音

arは「アー」か「オー」
far art
warn warm




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