戊辰戦争の「戊辰」とは何か

文永の役の「文永」などは、元号(「明治」「大正」「昭和」とおなじ)の一種であることは皆さんご存知だと思いますが、戊辰戦争の「戊辰」と何か、ご存知ない方がいるかもしれませんので記事にします。

結論から言えば、戊辰とは「干支(えと)」です。
「えと」とは、ね、うし、とら、う・・だと勘違いしていたのですが、正確な定義では、「十干(じっかん)」(甲乙丙丁・・)と「十二支」(ね、うし、とら、う・・)を組み合わせたものらしいです。
「干支」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B2%E6%94%AF
戊辰戦争の戊辰は、十干の「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」のうちの「戊」(5)と十二支の「辰」(たつ)を組み合わせたものなのです。
「戊辰」と同様に干支のバリエーションを数個紹介します。
甲子園の「甲子」は、「甲」(1)と「子」(ね)を組み合わせたものです。甲子の1924年は甲子園が開園した年です。
壬申の乱の「壬申」は、「壬」(9)と「申」(さる)を組み合わせたものです。