死は生命の繁栄のためにある

「死は生命の繁栄のためにある」という考え方を、NHKのサイエンスZEROで紹介しています。

なぜ死は繁栄のためにあるのかを説明します。

人間などの高等生物の遺伝子は、宇宙から来る放射線などで常に傷つけられる危険性があるそうです。
もし、千年以上生きているひとがいるとすると、そのひとの遺伝子は傷だらけです。
そのような個体が生殖をしても、生まれてくる子供の遺伝子もやはり傷だらけで、すぐ死んでしまいます。
ようするに、「遺伝子に傷のある個体を効果的に消去するために死が存在する」ということです。

常にフレッシュな遺伝子の個体を存在しつづけさせるために死は存在するのです。

「死は生命の繁栄のためにある」という考え方、わかっていただけましたか?